~ 私が建築の仕事をしながら介護の資格を取得した理由 ~

小口高寛(おぐちたかひろ)

1972年4月21日、新潟県十日町市生まれ
18歳の時に進学の為に埼玉県に住み建築を学ぶ

卒業後、越谷市の髙元建設(株)に就職し現場監督として働き、多くの公共施設建設に携わる (一級施工管理技士や二級土木施工管理技士等を取得)

現在の妻と出会い結婚を機に妻の父が営んでいた建築会社に就職

31歳の時に長女が生まれる。3か月後に長女が重い障がいを持っている事が判明
入院治療をして一段落したところ、長女が一歳の時に妻が難病(特定疾患)を患ってしまう

40歳の時に妻の病気も寛解状態となっており、長女がリハビリや治療により落ち着いていたところ第2子となる二女が生まれる

その後、長女の障がいが感染症等が原因で更に重くなってしまい、医療的ケアが必要な状態に

ヘルパーさんや訪問看護師さんたちに助けて頂く日々の中、介護の人材不足や長女の事を考え、職人の仕事をしながら介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)を取得し、建設の仕事の後に現在の勤め先で介護の仕事のお手伝いをさせて頂くことに

介護の仕事の楽しさや重要性を感じ2019年に訪問介護支援員として就職するも、7月に誤嚥性肺炎にて長女が他界

一度は気力を失うも、亡くなった長女の為、利用者様の為、介護を必要とするたくさんの方達の為にも介護の仕事を続け、

2022年介護福祉士の資格を取得 その後も介護福祉士として現場で介護の仕事に従事

現在は現行の制度では助けられない方達の為に出来る事を模索中